終着なんて無くて一生見つからないのが音楽。
しかし約一年でたどり着いた“横道屋”さんでのNイズム feat.みやりかのライブ。
ライブハウスでの活動は2023年5月1日に金沢市の“Extreme Jam”で始まった。
そして今年5月25日に茨城県ひたちなか市の“横道屋”さんでのライブ「The Siren」に出演。
この「The Siren」が大きな節目となった。
終着はないが大きな通過点となるライブだった。
どうして?
その前にこのライブ予感が的中した!
この「The Siren」は今年2月23日の“ワンカフェ”でのライブで偶然にも知り合った、この「The Siren」の主催者の中村さん主催のライブ。
中村さんは“ワンカフェ”のマコトさんの友人で、知らせもなく2月23日、“ワンカフェ”にふらりと来られて知り合った。
風貌からして「只者ではない」と思った。
マコトさんから茨城県のシンガーソングライターと紹介された。
柔らかい物腰だが、信念というか、こだわりが言葉、風貌にあらわれていた。
そしてこういう人の前でみやりかを歌わせたいなとも思った。
Nイズム feat.みやりかの曲にも俺としては信念、こだわり、メッセージはあるが、無色ではない色とりどりのオブラートで包んで楽しんでいる。
そしてみやりかに書いてる曲は何もかもがストレートじゃない。
きっとこの中村さんはストレートに音楽をぶつけて来るのだろうなと予想していた。
そして中村さんと“ワンカフェ”のマコトさんのおかげで実現したライブ、“The Siren”の出演。
予想はズバリ的中した。
リハーサルでほかの演者さんの歌を聴き、みやりかは「私たち大丈夫?」とシッポを巻きかけていた。
正直なところオレも「こりゃキツイな」とは思った。
これほどの熱い魂が集結するライブはあまり無い。
それが“The Siren”。
オレとしてはこれは面白くなるぞと思った。
本当に出演出来て「良かった!」とも思った。
思い描いていたライブだと的中したから!
昨年5月1日からこれまでにみやりかと色んなライブを重ねて来た。
シェーグレン症候群という乾いたハードルを乗り越えることにも慣れてきた。
しかしみやりかの心の中に潜む自虐の虫はまだ退治出来ていなかった。
それを退治するには練習しかないと思って、オレも相当みやりかにはうるさく言って練習を重ねてきた。
そしてこの「The Siren」で「いつも通りにやればいい」と。
するとみやりかはいつも通りに歌った。
初めて地に足が着いたと思った。
ここまで一度は音楽を辞めると言い、そしてライブでは1曲も歌えきれずに終わったこともあった。
そしてステージで自分を見失い、終わったら落ち込むことばかりだった。
しかし今年の4月26日、ワンカフェさんでのライブで1時間、11曲やった辺りからなにかを掴みかけていた。
それはみやりかだけでなく自分も。
5月3日の高岡のグッドフェローズでは爆音に挟まれてのライブ。
ここでも落ち着いて楽しめた。
自分的には3月にぎっくり腰になって、それ以降立ってギターを弾くようになったのが一番正解だったように思う。
みやりかはフロントだが、横でオレが立って少しは躍動的になった。
そしてライブでみやりかを煽ることが出来る。
これも良かったと思う。
年齢的にキツイが。
まあここまでうだうだ長く書いてることが示すように、横道逸れてウロウロしながらもよくここまでたどり着いたと思う。
まだまだヒョッコだが地に足が着いている。
ということでこの度の“横道屋”さんでのライブは大きな通過点となった。
中村さんには感謝だ。
そしてワンカフェのマコトさんにも!
茨城県ひたちなか市の“横道屋”!
絶対にまた行きたい!
“The Siren”の演者の皆様、“横道屋”の皆様、ありがとうございました。
enu-G
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